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人間に裏切られ傷つき、行き場を失ったわんちゃんの新たな幸せ探しを綴ったブログです♪

永遠(とわ)にあなたと。
こんばんは。

元号が変わる今年に、
ちょうどチェロの五周忌を迎えました。

そして先日は、くるりの月命日でした。

くるりも保護犬。

保護ボランティアをしている私が
初めて里親になる経験をした仔でした。

今日はボランティアとしてではなく、くるりを迎え、

そして見送った一人の里親として綴りました。

時間の経つのはときに、惨すぎるほど意に反して早く過ぎます。

そして、
大事に大切に閉まっている記憶を奪って行きます。

平然と日常を過ごしていても、

その日が来ると楽しかった思い出よりも、

亡くした悲しみと辛さのほうが遥かに蘇ります。

大事に大切に愛していればいるほど、

たくさん名前を呼んであげたかな、
たくさん抱っこしてあげたかな、
たくさん遊んであげたかな、
たくさん美味しいご飯作ってあげたかな、
たくさんお留守番させて寂しい思いさせてしまったかな…

チェロもくるりも幸せだったかな…

不安と後悔が頭のなかで交錯して胸がつまります。

私が生まれて初めて迎えた犬はポメラニアンのチェロでした。

犬に対しての知識が乏しく、

チェロには十分なことをしてあげることが出来ませんでした。

最後の時も介護をする時間も短く、

後悔ばかりで胸が張り裂けそうでした。

それからチェロに似たポメラニアンを探す日々が続きました。

そんなある日、
姿形がチェロそっくりのくるりと縁を結ぶことが出来ました…奇跡でした。

遡ること5年前、

くるりは、5月の蒸し暑い日に登山口の駐車場に捨てられていました。

世間はゴールデンウィークの休日を楽しみ賑わっていました。

登山に訪れる人も多くいたことでしょう。

しかし、

くるりにとっては地獄の暑さ、
ひとりぼっちで不安な時間でした。

自分が捨てられたことも知らず、

山に訪れる人たちに愛想よくチョロチョロ近づいて行くくるりを、

みんなは近寄ってはみるものの、

くるりの身体や顔中に付いた血を吸って大きく膨れ上がったダニだらけの姿を見て、

撫でてくれるどころか、踵を返し立ち去って行きました。

中には、自分の子がくるりを触ろうとすると、

親が引き離して行く場面もあったそうです。

その様子をちょうど登山に訪れた、いおりのご家族が見られ、

直ぐにくるりを保護して下さいました。

予定していた登山は中止し、
一目散にくるりを連れて動物病院に向かいました。

祝日で動物病院は混み合っており、

フサフサの毛の中の身体中に付着するダニのケアに時間をかけてくれるはずがありません。

獣医が放った言葉は、
「どうせバベシアに掛かっているだろう」と、

フロントラインだけで見放されたくるりでした。

それでも、いおりのご家族の懸命なケアのおかげで、
九死に一生を得て、私のもとに来てくれました。

神様がもう一度私にチャンスを与えてくださった…そう思い、

くるりにはチェロにしてあげられなかったことを精一杯しました。

当初のくるりは、歯が一本、
白内障などから推定11歳ほどだと言われました。

色んな病気も潜んでいました。

その都度、病気と上手く付き合いながら、

治ると信じて治療を続けてきました。

くるりを観ていて当初推定11歳、

あれから4年が過ぎて今が15歳とは到底思えませんでした。

多く見積っても12~3歳…?

だとすれば、今を乗り越えてくれればもっともっと一緒に過ごせる。

その信念で様々な検査や治療を繰り返し…

けれど、それは親の身勝手なことで、

くるりからすると辛かったかもしれません。

動物にも意思決定ができるとどんなにいいでしょう。

未熟な私にくるりは介護する時間を与えてくれました。

最後は、チェロと同じように
私の胸の中で安らかに穏やかな顔で二度と逢うことの出来ないところへと旅立ちました。

今年もいつのまにか桜の季節を迎えました。

毎年、くるりとともに愛でた公園の桜が

今年も咲いては桜吹雪となり散っていきました。

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誰からも触って貰えなかったくるりは、

わが家に来てからは老若男女関係なく、

お散歩のたびに声をかけられ撫でて貰いました。

動物は無力です。

人に所有される形でしか生きにくい人間社会の世の中で、

どんな人に巡り逢うか、どんな人に飼われるかで、

その仔の幸・不幸、そして生死まで決まってしまいます。

保護された多くの仔は、
悲しいことに年齢が、お誕生日が分かりません。

それにより治療を続けることが過剰なのか、

まだ諦めるのは早いのか、悩みます。

しかし、その決定を獣医の言うがままに流されてはならず、

親が意思決定をしっかり判断しなければならない。

くるりが教えてくれました。

くるりを共に診てくださったF先生は、

「人間は病気になると身体の痛みや死の恐怖、

残される人たちへの未練など痛み以外の心配事が大きい。

しかし、動物は心配事はなく、

ただただ、身体が思うように動かない…
痛い…など自分に何が起きておるのか分からないでいる。

だからこそ、痛みさえ取り除いてあげると動物は楽に過ごせる。

そして、くるりも出来る限り安楽に過ごせるように治療して下さいました。

何があっても時間は経ち季節は変わります。

そして、生きとし生けるものすべてが平等に歳を重ねます。

そのなかで、いろんな記憶が薄れていくことが怖いです。

くるりと過ごした日々を忘れることが怖い…

そう友人に伝えると、
「忘れる」ということは「最高の機能」。

何故なら、全てを記憶していると気持ちがパンクして生きていけない…

思い言葉、そして深い言葉です。

チェロやくるりの笑顔を見ながら、

またボチボチ進んでいきます。

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悲しくなるかもしれないし辛いかもしれないけれど、

くるりが捨てられたO県にある山に行くことにしました。

そこでしっかりと、
同じ人間がした残酷で恥ずべき行為を胸に刻んできます。

…くるり。

私の娘になってくれてありがとう。

私のなかであなたは永遠に生きつづけます…


今回、私ごとを勝手に綴りました。

読んで頂きありがとうございました。

そして、この場をお借りして、

お礼の言葉を述べさせてください。

くるりへの輸血のために

急にも関わらず駆けつけて下さいました保護犬ボラLさま、

仕事のスケジュールまで変更しようしてくれたすがちゃん、

供血犬を探すために拡散してくれたみんな、

本当に本当にありがとうございました。

輸血して貰えたことで、くるりが楽になり、

そして私にも介護の時間が与えられ、

幸せな時間を過ごすことができました。

そして、

くるりを思い沢山のお花を送って下さいました里親さま方々をはじめ、

ボラ仲間のみなさま、友人のみんな、

本当にありがとうございました。

多くの優しいメッセージに癒され助けられました。

本当にありがとうございました。

お空に昇っていく道がたくさんのお花で🌼💐彩られ、

くるりが喜んでいます。

きっと。
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